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磯・堤防のウキフカセ釣り|メジナ(グレ)・クロダイ(チヌ)

ウキフカセ釣り フィッシング
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磯や堤防からのウキフカセ釣りで、メジナ(グレ)・クロダイ(チヌ)が初心者でも一発で釣れるように、解説します。

ポイントは、高額な餌代をかけられるかどうかです。

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磯・堤防のウキフカセ釣り

初心者でも、磯や堤防からのウキフカセ釣りで、メジナ(グレ)・クロダイ(チヌ)を釣りたいと思う人がいると思います。

 

磯と堤防では全然違うのに、なぜ一緒に説明されるかというと、ウキフカセ釣りでは、磯も堤防も変わらないからです。

 

ウキフカセ釣りは、ともかく餌代が高くつきます。

オキアミ3kg、配合餌数種類、で5,000円くらいかかりますか!?

 

これで、3時間~4時間くらい釣りができますか!?

丸1日釣りをするのであれば、これの倍は必要です。

 

初心者の方の第一関門は、これだけ餌代がかかるつりをやれるかどうかだと思います。

 

後は、竿(ロッド)、リール、仕掛けは勿論のこと。

その他にも、コマセを混ぜる道具や玉網なども購入する必要があります。

また、フローティングベストや、スパイク付きの靴なども必要です。

以下に、ウキフカセつりについて、場所(ポイント)、餌(エサ)、道具(タックル)、腕(技術)について、解説します。

場所(ポイント)

メジナとクロダイでは、両方とも同じようなところに生息しているところもあります。

でも、基本的には全く違うと言ってもいいと思います。

 

なぜなら、狙う水深(タナ)が違うからです。

メジナは、中層を狙うのに対し、クロダイは底を狙います。

 

予め、釣行予定のつり場情報を雑誌や新聞、近所のつり道具屋さんで仕入れて向かうようにします。

その時、確認することは、どこで釣れているか?ということです。

それと、その場所のタナですが、クロダイは底狙いなので、タナは聞かなくてもいいです。

 

昔から疑問に思っていたのですが、クロダイって遠く離れた離島にはいないんですよね!?

近場の地磯や城ヶ島あたりにはいるのですが、伊豆諸島などにはいないですよね!?

確認内容

ポイント 水深(タナ)
どこで釣れているか メジナの場合のみ(クロダイは聞かなくていい)

餌(エサ)

メジナやクロダイのウキフカセ釣りは、ともかく餌代が高くつきます。

以下に私が普段使用しているコマセ・餌(エサ)の半日分をご紹介します。

クロダイ

半日分

餌(エサ) 用途 金額
オキアミ3kg 付けエサ用に人握り残りはコマセ用 2,000円くらい
チヌパワー(徳用)1袋 ベース 1,100円
オカラだんご半袋 濁らせる・量を増やす 702円の半分
チヌパワースペシャルMP半袋 比重を重くする 918円の半分
その他 必要に応じて配合
合計:約5,000円

1日釣りをする場合、これの倍かかります。

半日分ごとにコマセを配合し、無くなったら残りの半日分を配合します。

後半に使うオキアミは、クーラーに入れて保存しておく必要があります。

メジナ

半日分

餌(エサ) 用途 金額
オキアミ3kg 2,000円くらい
グレパワースペシャル 1080円
その他 必要に応じて配合
合計:3,000円

どちらのエサでも、クロダイもメジナも釣れるとは思います。

でも、対象魚専門に作られているので、適した配合餌を使用した方がいいと思います。

道具(タックル)

道具 用途 備考
竿(ロッド) 長さ:5.3m
クロダイ:1号
メジナ:2号
兼用するのなら2号がおすすめ
リール 2500~3000番 3号のライン(道糸)が巻いてあるもの
ウキ止め糸 誘導ウキを止める
シモリ玉 ウキ止め糸の貫通を防ぐ 極小
円錐ウキ アタリをとる 3B
ヨリモドシ ライン(道糸)とハリスを連結する 極小
ハリス 狙うタナの深さに合わせて調整する。
最高で2ヒロ(3.5m)くらい
フロロカーボン
ハリ 魚にハリをかける チヌバリ4号
ガン玉オモリ 餌の落下速度を必要に応じて調整 セットになっているもの
タナトリゴム クロダイ釣りの時、底の深さを測るため
自動ハリ結び器 磯釣りの仕掛けは市販されているものがないと思うので、ハリが結べない人は自動鈎結び器で結ぶ
ウキクッション 仕掛け回収時、ウキがヨリモドシにぶつかる衝撃を緩衝する
バッカン コマセを混ぜる大きなバケツ(四角いものが多い)
コマセブレンダー コマセを混ぜるヘラ
柄杓(ひしゃく) コマセを投げる柄杓
柄杓入れ 柄杓をバッカンの横に掛けて握り易くする
(海水を入れておき、コマセがつくのを防ぐ)
水汲みバケツ コマセ用の海水を汲む
(手洗い用としても利用)
ロープが付いたもの
玉網(タモ) かけた魚を掬い回収する
ライフジャケット 救命胴衣 必需品
スパイク付きシューズ 磯の滑りを防ぐ 必需品
ロッドベルト 竿(ロッド)とタモの柄をまとめる ロッドケースがあれば不要
ロッドケース 竿(ロッド)やタモの柄等を入れる
クーラーボックス オキアミや飲料水、弁当等を入れる
釣った獲物を持ち帰る

腕(技術)

クロダイやメジナ釣りのポイントは、コマセと付けエサ(喰わせるためのハリにつけた餌)の同調です。

先に仕掛けを投入するポイントにコマセを撒きます。

コマセを撒いたポイントに仕掛けを投入し、同調させます。

仕掛けにつけた餌の方が、落下速度が速いからです。

クロダイ釣り

クロダイ釣りの場合、最重要ポイントは何と言っても底タナを取ることです。

タナトリオモリを使用して、根がかりするぐらいの深さにタナを調整します。

根がかりしたら、5cmほどウキ止め糸を下にずらし、根がかりしなくなるまで繰り返します。

メジナ釣り

メジナ釣りの場合、タナの情報が入手できた時は、そのタナの深さに合わせます。

タナの情報が入手できなかった時は、ハリスの長さを1ヒロ(1.5m)くらい取り、ウキ止めを付けずに深さが無制限になる釣り方をします。

この釣り方を通称スルスル釣りといいます。

スルスル釣りは、クロダイ釣りでも有効です。

ウキでアタリは見ない

初心者の人は、ウキでアタリを見ようとしますが、アタリは竿先の動きや竿の振動で取るようにします。

勿論、ウキでアタリを見てもいいのですが、ウキが見えなくなったら仕掛けを回収してしまいがちになってしまいます。

ウキは、潮と風の流れに合わせて、コマセと同調してくれるものと考えれば、いつまでも回収しないで流し続けることができると思います。

その習慣がつけば、いずれ0号ウキなども使えるようになると思います。

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